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2010年 02月 27日
三重県は23日、三重大や民間企業と連携して開発に取り組んでいる新型リチウム電池の試作品を発表した。正極と負極の間の電解質層を固体化した電池では、世界で初めて常温以下で作動させることに成功したという。開発に参加している同県産業支援センター(同県四日市市)は「実用化に向けて大幅な前進だ」と話している。【岡大介】
リチウム電池は携帯電話などに使われているが、電解質層には液体を使っているため、まれにガス化して火災を起こす恐れがある。固体化すれば安全になる上に、形状を自由に変えたり、低コストで大量生産できる利点があるが、これまで60度以上の高温でないと作動しない電池しか作れなかった。 そこで、低温でもイオンを通すポリマー(プラスチック)を開発し、今回の「全固体ポリマーリチウム二次電池」の試作に成功した。0度の低温でも正常に作動するという。同センターは「薄くて形状を変えられるため実用化できれば今後、普及が見込まれる電子ペーパーなどにも使える」と期待している。 【関連ニュース】 ザインエレクトロニクス(6769)は大幅続伸 「電子ペーパー向けLSIに参入」報道で関心を集める ディスプレー:電子ペーパー、3Dなど一堂に 国際展示会始まる ・ 乱気流 体が宙に 悲鳴飛ぶUA機内(毎日新聞) ・ 金剛峯寺新法印に田島大僧正(産経新聞) ・ 「憎まれるのはオレ1人でいい」 民主の渡部氏が小沢氏批判を抑制(産経新聞) ・ 乱気流、成田着の米ジャンボ機でけが人か(読売新聞) ・ 初年度は6405億円=地方法人譲与税、5都府県減収に−総務省(時事通信)
by svtvzrhirm
| 2010-02-27 14:37
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